TOP BRAIN : 発想やアイデアのヒント

2年前でしょうか?

共著者の小山とラジオ番組に出演した際の音声です。
『IDEA HACKS!』の誕生秘話が語られています。

http://www.topbrain.jp/onair.cfm?MID=103&ID=304&media=voice

それから、日経アソシエの特集が組まれた際のインタビューが
WEBにあったので、以下、転記します。

ライフハックの達人に聞く−自分流ハックの見つけ方−

楽しく楽に仕事をする
―― お二人がライフハックに出合ったきっかけを教えてください。

小山 2002年から2004年まで米国に留学していました。その時、ライフハックという言葉を知りました。ライフハックというのは、快適に仕事をするためのちょっとしたコツのことですが、米国にはライフハックの知恵がたくさんありました。

 シリコンバレーベンチャー企業を例に挙げましょう。いつも徹夜で働いているイメージを持っていたのですが、実際には徹夜などほとんどしていませんでした。しかも皆リラックスして楽しそうに仕事をしています。それでいてアイデアはどんどん出てくるのです。あるプログラマーは「人間が集中できるのは1日2〜3時間。その時間だけ頑張れば残業などしない。夜8時には家でテレビを見てくつろいでいるよ」と言うのです。

 「楽しく仕事をする」のがシリコンバレーで働く彼らのライフハックであり、そういう姿勢だからこそアイデアが出てくる。昔よりは少なくなったとはいえ、長時間労働は当たり前、徹夜も厭わず黙々と働くスタイルの日本人とは歴然と違うなと肌で感じましたね。

 もちろん真面目にコツコツ働くことは大切ですが、度を越して深刻になってしまうのはよくない。日本人ももっと楽に仕事をした方がいい結果が生まれるのではないかと思いました。

原尻 私はライフハックを小山から教わりました。私は代理店でずっとプランナーをやっていて、小山とは米国と日本とで離れていましたが、その間も常にメールで情報交換していました。その中でグーグルの「2割と8割の法則」の話を聞いた時に、素晴らしい思想だと思ったんです。

 この法則は就業時間の2割、曜日にすると月曜から金曜の中の1日は、自分の好きなプロジェクトをやっていいというものです。しかも2割の好きなことがビジネス化できそうな形にまで昇華すれば、8割の仕事になる可能性も秘めています。

 さらに言えば、8割の仕事でかなりのストレスを感じていても、好きなことに熱中できる2割がストレスを緩和してくれるのです。この話を聞いた時、すごいと思いすぐ実践しました。

 私はアイデアが勝負の世界で生きているので、2割はアイデアを出すための自由な時間として使っています。会社に行く前に美術館に行ったり、自分がリラックスして楽しくなる時間を持つように心がけています。

つづく・・・

http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20080328/151552/