○アルファ読みとベータ読み(P88)

「既知を読むのをアルファー読みと命名したい。そして、
もうひとつの未知を読むのをベータ読みと呼ぶことにする。」(P88)


○母乳語と離乳語(P98)

「母乳語=経験できる世界のものごとのことば」
「離乳語=抽象的で、こどもの経験したことのない世界の事物」


○アルファー読み=母乳語の世界/ベータ読み=離乳語の世界

「学校にいる間は、いやいやにもせよ、ベータ読みをしなければならない」(P103)



■既知を読むことと未知を読むこと。この二項対立的な読書分析から
われわれが行うべき読書の必要性を説く古典の1つ。