齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!作者: 斎藤孝出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/10/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 65回この商品を含むブログ (57件) を見る
○本を読むとき必ず「読んだあと、書評を人に言うのだ!」
と思って読んでいます。(P31)
■アウトプットは文字だけではない。話すこともアウトプット。
○肝心なのは、本から得た概念を駆使して、身の回りの現象について
「これは、あの概念のあれに当たる」といえることです。その地点
をめざさなければなりません。(P37)
○先入観や凝り固まった自分の考えに固執しないのが知性(P43)
○一時期一人の著者にかぶれてみる(P53)
■大江健三郎さんの平面をつくることのはじまりは、かぶれてみること。
○何に対しても、斜に構えて読んでしまう人は冷静に批判しているようでも
本当に大切なものをとらえていないので、その本からいちばん大切な栄養
を得ることができないのです。(P72)
■キーワードをみつける。
著書は著者のキーワードをハブにして広がっていくもの。
■キーワード化しにくい、あるいはキーワードを表明していない著者には
あえて、こちらから「キーワード化」すること。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【齋藤孝のリーディングにおける序破急】(P100−101)
序:キーワードをみつける
破:優れた引用文をみつける
急:引用文に自分のオリジナルのキーワードをつけて、その本の内容を説明する
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■図書館で読書カードを一気に作成する
○「目次のいい本を買う」というのが原則になっています。目次がしっかりしている
という本は、著者が囲うとしている全体像を把握し、明確な地図を持っている証拠
です。(P108)
○自分が代理人として講演会ができぐらいまでのレベルをめざす。(P148)
■速読塾というタイトルだが、齋藤孝のリーディングのTIPSが満載。
とても参考になる一冊。