大学院でお世話になった中村尚司先生にこういわれたことがある。
一通り仕事の話をした後、ぽろっ言われた言葉が衝撃的だった。
「戦略とか、戦術とか、ターゲットとか、軍事用語から派生した
マーケティングではない考え方はできないものでしょうか?」
最近、よく考える。僕の一生の課題はこれなのかもしれない、と。
マーケティングは、戦争をベースにおいた概念である。
では、戦争に全く関係ない、全く新しい考え方とはどうなるのか?
21世紀にソーシャル・マーケティングを考えるにあたって、
まずはここからはじめてもいいのかもしれない。
それは何なのか。今から考えておくべき課題である。