TEDxSeeds 2010 in YOKOHAMA

TEDxSeeds 2010に参加してきました。
場所は横浜赤れんが倉庫。

朝10時から夜7時まで、12人のスピーチを聴くのですが、1人に与えられる時間は18分。このなかで自分の意見を集約してプレゼンテーションしていくのが、TEDのスタイル。
メンバーは多彩で、この選択眼(センス)のよさがTEDの特徴の一つ。

登壇された方々の面白さのなかで、個人的に突出していたのは、「明和電機」の土佐信道さん。彼の頭の回転の速さと言葉のセンスは絶品で、小山しゃちょーもチバトモさんも大絶賛。

個人的には能楽師・安田登さんの夏目漱石夢十夜のパフォーマンスが素晴らしかった。もう一度、漱石を読みたいと思ったし、能の舞台を観たいと思った。

スピーカーだけでなく、厳選された本場TEDのスピーチを聴くコーナーもあり、個人的には「あるコックと魚の恋愛話」が未来のあり方を示していた。これは素晴らしかった。
(http://www.ted.com/talks/lang/jpn/dan_barber_how_i_fell_in_love_with_a_fish.html)

ボランティアの学生も頑張っていたし、参加者がみんな大人で手作り感のあるイベントを盛り上げていた。とても気持ちのいいイベントだった。

打ち上げでの押尾コータローさんのギターにベネッセの福原さん、安田さんのピアノでの即興ライブもよかった。福原さんは亡くなった友人のギターをひきながら唄っていた。あたらしい人の関係が生み出す
感動に表現こそ生きている証だと感じる。

最後に記念写真。定期的にこういうイベントに参加しないと。