Coccoの“もくまおう”を聴いて涙が溢れた日
朝から京都へ。
龍谷大学社会科学研究所の民際学研究会(Study of Inter-Civic Relationship)に参加。
レヴィ・ストロースの“具体の科学”から民際学を捉えなおすと、どう考えられるのか?
レジュメを書きながら、久しぶりにCoccoのベストを聴く。風化風葬や焼け野が原の詞の
世界観は素晴らしい。
- アーティスト: Cocco,こっこ,根岸孝旨,成田忍
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2001/09/05
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もくまおうが流れて、とめどなく涙が出てきた。
Coccoの歌詞は、初期はエグイけれど、サンクローズからベストまでの楽曲は
クリエイティブが極まっている。いま、改めて聴いて、彼女の心理と精神的解脱のレベルを思うと、
ほんとうに凄いアーティストだと思う。
大林先生の研究室に行くと、LadyGAGAがかかっていて、やっと気分がノッテきた。
- アーティスト: Lady Gaga
- 出版社/メーカー: Interscope
- 発売日: 2008/10/28
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研究会は中村先生の“民際学とは何か”の中間報告。とはいえ、10年前から
徐々に補強し、言葉が研ぎ澄まされてる先生の報告は、とても示唆に富んでいた。
- 作者: 中村尚司
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1994/11/21
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書を捨てて、街へ出ようというスローガンについて、中村先生に意見を求められたので、
書を持って、街へでたらどうですか?と言ったら、田中宏先生に「本を読むと必ず先入観ができることが危険」
と指摘される。たしかにそのとおりだが、それは「あるく・みる・きく」のきく作業で
補正されていくはずなのだが・・・。
教科書づくりは、研究会みんなでブレストして、最終的に目次構成案を
僕がつくることになり、いま新幹線のなかで整理整頓している。
滋賀県の瀬田を過ぎて、名古屋手前までたいへんな雪だったが、
名古屋からは快調に走っている。改めて、新幹線は凄いスピードだと実感。
動体視力のトレーニングだと思って、浜松駅の文字を追ったが、追いつけなかった。
小さな実験に悔しさ募る。