遠山正道さんとの会話

音楽評論家の吉見祐子さんにお誘い頂き、
Soup Stock Tokyo遠山正道さんにお会いした。


遠山さんはアーティストと学者が混ざったようなお方。


僕は遠山さんにお会いするに当たり、ご著書『スープで、いきます』
を読んだのだが、そこでの企画書には感動してしまった。

スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る

スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る


僕の企画書のイメージは設計図であり、マーケティング・プランニングは
特に確率論だから、その精度を高めるために数値化した裏づけに基づいて
目標に近づける計画を立てる。


しかし、遠山さんのアプローチは全く違う。まるで映画の脚本。
イメージ力が尋常ではなく細かい。そのイメージが具体的であるから、
それに近づけるために何をすべきかを考える。そして、そこには「物語」がある。
この方法こそ、遠山さんの存在論だ。


これは一体なんなのだろう。。。方法論として研究するものができた。
正直、うれしい。


『スープで、いきます』には、その企画書がそのまま掲載されている。


僕はこのアプローチを自分のものにするために、近々実験をするつもりだ。
まずは自分で物語を作ってみようと思う。


そして、その物語のイメージをつくり出すための設計図を描くという
2つのアプローチから、進化した企画書をつくってみようと思う。


さぁ、どうなるか、見物ですが俄然やる気が出てきた。


遠山さん、ありがとうございました。またいろいろ教えてください。


吉見さん、マッキー牧元さん、ありがとうございました。
今度は二次会にお付き合いできるといいなぁ・・・。