遠山正道さんとの会話
音楽評論家の吉見祐子さんにお誘い頂き、
Soup Stock Tokyoの遠山正道さんにお会いした。
遠山さんはアーティストと学者が混ざったようなお方。
僕は遠山さんにお会いするに当たり、ご著書『スープで、いきます』
を読んだのだが、そこでの企画書には感動してしまった。
スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る
- 作者: 遠山正道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: 単行本
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僕の企画書のイメージは設計図であり、マーケティング・プランニングは
特に確率論だから、その精度を高めるために数値化した裏づけに基づいて
目標に近づける計画を立てる。
しかし、遠山さんのアプローチは全く違う。まるで映画の脚本。
イメージ力が尋常ではなく細かい。そのイメージが具体的であるから、
それに近づけるために何をすべきかを考える。そして、そこには「物語」がある。
この方法こそ、遠山さんの存在論だ。
これは一体なんなのだろう。。。方法論として研究するものができた。
正直、うれしい。
『スープで、いきます』には、その企画書がそのまま掲載されている。
僕はこのアプローチを自分のものにするために、近々実験をするつもりだ。
まずは自分で物語を作ってみようと思う。
そして、その物語のイメージをつくり出すための設計図を描くという
2つのアプローチから、進化した企画書をつくってみようと思う。
さぁ、どうなるか、見物ですが俄然やる気が出てきた。
遠山さん、ありがとうございました。またいろいろ教えてください。
吉見さん、マッキー牧元さん、ありがとうございました。
今度は二次会にお付き合いできるといいなぁ・・・。