月曜日なのに、いきなり
まあ、よくあることだが、月曜日の低気圧迫る深夜
にもずっとターゲット・インサイトの議論をしている。
新人ちゃんに教えるときは、とにもかくにも一緒に一通り
教えてあげないと駄目なのだが、年のせいもあって厄介
である。おんぶお化けは消えていない。しかし、ここは
ふんばって一緒に作業工程を共有してあげないといけない。
数百ページにおよぶデータを分析し、それを要約しながら
ターゲットの実像に迫っていく。こういう面倒くさい
作業をしながら、ゆらゆらと立ち上がってくるイメージは
いつも刺激的である。
そこからさらに一歩奥座敷に踏み込むのが
ターゲット・インサイト(消費者心理)である。
この分析からの推論、仮説が「ブランドの次」を作っていく。
いきなり月曜日から朝帰りである。しかし、家に帰ってからも
やる事は盛りだくさんで、結局朝方まで作業をしている。
とはいえ、寝る前にロジャー・ペンローズと茂木健一郎の
対談を読んでいたら、止まらなくなる。駄目だこりゃ。
ニコラス・ハンフリーが言うように、
何かを得たければ、何かを捨てなければならないのだろうか。
もうちょっと踏ん張ってみて、それでも駄目なら、
決断するしかないな。