共同調査報告会

さまざまな企業の方々と同じターゲットに対する消費者調査を
行い、そのリサーチ報告会が行われた。


若い子たちの生活実態に基づいて、調査の結果とファインディングス
が報告される。


これに対して、われわれ企業サイドの人間は、そこで出てきた特徴に
基づいて、自分のビジネスの解釈を高速で行う。


若い子のケータイ電話のリテラシィとそれが及ぼす購買や
消費行動への影響は、考えれば考えるほど興味深い。


そもそもマーケティングをしていて、自分よりも10歳違うと
自分の感覚では全く追いつかないものが出てくるし、
ここを知ったかぶるのは良くない。わからないものはわからないなりに
調査をして、自分の感覚や経験を一度棚上げする勇気がないと
本当にビジネスに食い込めないのではないかと思う。


かつての自分が「おじさんたちはわかってないな」と思うギャップ
をおじさんになった自分が謙虚に受け止め、素直に若者の行動に
眼を向けることができないといけない。

悲しいが、真摯に顧客を見ることを貫こうと思う。