思考のレッスン (文春文庫)作者: 丸谷才一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/10/10メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 243回この商品を含むブログ (68件) を見る

読書カード


○書評を読め。そうすれば、本選びのカンがわかる。(P117)
○偉い学者の薄い本を読め。(P118)
○ひいきの書評家をつくれ。(P119)
回顧録、自伝、インタビューなどはその人の考え方が表れる。。(P123)
国語学 大野晋
「僕にはホーム・グランドがあるんです。困ったらそこへ戻って考えるんですよ」
○ホーム・グランドで力を蓄えて、アウェーで戦う。(P138)
○テーマ(=主題)を持って読書をせよ。(P149)
○辞書を部屋のあちこちに置いておく。(P160)
○大事なのはテクストであって、本ではない(だから、破ってもいいじゃないか)。(P163)
○インデックス・リーディング。
索引を読むと、いったいこの人は何に関心があってこの本を書いたのかがわかる。(P168)
○目次どおりに読むな。興味のあるところからこじ開けていく。=スキミング
○本を読むのではなく、考えること。(P177)


丸谷才一さんは解りやすく、極上の読書法を提示している。
■しかし、なぜ、日本には定式化した読書技術がないのだろう?