マインドセット・メモ

「自分の力」を自覚せよ。自分の強みに気づいていなければ、そもそも何で勝負していいのか、わかるはずがない。
所有という(外部化した)価値から、自分という(内在化した)価値へいち早くプライオリティをシフトせよ。
「自分力」を自覚する時間を半年に一度はつくるべし。その際、「○○部所属」という位置エネルギーではなく、そこで何をしたかという「運動エネルギー」に着目せよ。
自分は、良くも悪くも、これまでの経験から編集された総体である。したがって、一度自分をバラバラにし、どういうパーツで出来ているかを自覚することが、これまで何に強く影響されてきたかを発見する近道だ。
ブランドというものは人々に高く評価されて、はじめてブランドと言えるように、自分の評価も相手があってのことである。相手が望むことを察知し、自分の強みをマッチングせよ。セルフ・ブランディングとは、自分力と相手の欲求をマッチングさせる不断の努力のことである。
自分のキューをつくることは、相手の脳裏に自分の残像を強烈に残すギミックである。その際には、相手の五感を刺激するキューであるかを確かめよ。
ヒトもまた動物である。相手の動物的本能を意識したうえで行動せよ。なぜならば、それは好き嫌いを超越するからである。
今いる「場」において、自分のポジションを常に意識せよ。同時に自分の強みが競争優位かを意識せよ。何ができているのか、何をすべきなのか。それが優位に働く場合、その優位性をルール化すべし。そうすれば、一定期間は自分優位の力学が働くであろう。
わかるということは、自分が変わることである。常に「それで自分は何がわかったのか」を問え。そうすれば、自分自身は常に進化していることになるから。
何かをやっている自分を冷静に見つめるもう一人の自分を意識せよ。それが自分自身をあやつる「マスターの自分」なのである。
ココロは、自分と相手の間にある。だからこそ、自分と相手の関係の質が問われるのである。
心から伝える言葉は、建前で発する言葉以上に、イメージが明確で、気持ちが乗っかっているものなのである。そういう点を人間は敏感に察知する。
何かの恩恵を得たければ、はじめに与えることだ。贈り、贈られる。万事、正負の法則というものがあるのである。
自立したければ、より多くの人々と良好な関係を築くことだ。わたしたちは誰かに支えられて生きているのであり、それが多ければ多いほど自立性が高まるのである。
様々な分野に共通する「根底流」がある。それを本質と呼ぶ。自分の仕事の本質だと思っていたことが、料理にも、ジグゾ―パズルにも、ヒップホップにも見えてくるようになった時、すべてが学びになるのである。
本当のリッチとは、必要なときに会いたい人に会えることだ。そういう関係をどれだけ多く持っているかが、リッチを問われる条件である。
忘れてしまっても、直ぐに取り出せる仕組みを用意しておくこと。携帯電話、ポストイット、手帳等…。人間の脳は情報処理に使い、情報のストックは周辺に分散しておく。
自分ですべて物事を完結させないこと。得意、不得意を自覚し、他人の脳みそを活用すること。そのために人的データベースを確保し、インデックス化しておくべし。
自分の不測は、チーム内の業務管理をなるべくオープンにして回避すること。作成した書類を皆でシェアできる管理体制をデザインすること。周囲の不測は連携プレーで回避する。重要なことはリスク分散。つまり、ラグビーの精神と同じで、One for All, All for Oneだ。
天災は忘れた頃にやってくる。やはり、人は体が資本。自分の体をこまめにメインテナンスしておくこと。
自身のワークデザインを再検討せよ。飽きないためにいくつかの仕事を同時並行で走らせる。また、自分の興味ある業務に時間投資し、自分の本業にフィードバックさせるなど、モチベーションを落とさないデザインを心掛けよ。
休日は完全に怠ける。これでは駄目人間になるという「罪悪感」を味わうまで怠けきる。そうすると、不思議なことに仕事をしていると、ちょっとだけ嬉しくなったりする。
仕事もベースは人間関係である。企業は人なり、とは、このことを言うのである。
アウトプットを意識せよ。インプットは学校で終わり。社会に出てからは、すべてアウトプットで評価されることを忘れるな。
天才の法則性を盗め。インプットは幅広く、アウトプットは限定せよ。
株に投資する前に、もっと自分に投資せよ。自分力を磨くものに徹底投資せよ。中身が一流か、外見だけの一流か。
自分の言葉で語れるようになるということは、自分の経験なり、違う分野に見立てるなり、一度自分が理解したフィルターでものごとを表現することである。
苦しさから逃げるな。辛いけれども、立ち向かっていれば霧は晴れてくる。
プライドの高い人ほど自己否定ができない。しかし、仕事はプライドを高めることが目的ではない。素直に謝るべき時には、潔く謝ること。
二束のわらじを履く。これは実は「人生の選択肢」を広げる有効手段である。
会社以外の次の人生をイメージしてみる。これは、これから自分の何に投資すべきかをマネージする「きっかけ」である。現本業に8割、本業にフィードバックできる興味関心に1割、次の人生への投資へ1割の時間と金を配分し、自分の人生のシナリオライティング及び演出効果を考えること。