アカデミーの皆さんに観て欲しい映像

○ブランドケース1:U2(ロックは世界平和のツール)

 これは9.11のテロで亡くなった人の名前が後ろのスクリーンに
 映し出されて追悼の意を表しているとともに、SuperBowlという
 国民的なイベントでアメリカを鼓舞するという、なんともU2らしい
 でも、とても感動するパフォーマンスです。


○ブランドケース2:マドンナ(わたしは世界を覚醒する存在)

 埋め込みが利かなくなっているので、Youtubeに飛んで観てください。
 彼女の年齢は50。でも、このパフォーマンスとクリエイティブ。
 途中で出てくる赤いダンサーの2人は日本人ダンサーです。


○ブランドケース3:MJ(Heal the world)

 Man In The Mirrorは歌詞を噛みしめて観ると、とても感動的。
 マイケルの想いがとても伝わる映像です。
 行動しよう、というメッセージこそ、THIS IS ITでマイケルが
 言いたかったことなのではないか・・・と思っています。
 それにしても、この頃のマイケルのダンスのキレはやばいね。


○プレゼンテーションの主役は話をする人。

 ジョブズのこのプレゼンから、主役はパワーポイントやキーノートではなく、
 話しをする人であるということ。ワンシートにワンメッセージであること。
 ロジックやiPhoneの説得性を際立たせるためのポジショニング・マップや
 指で何でも出来る流れを良く見て欲しいです。こうやって説得して、納得させる。
 プレゼンテーションは、シンプルかつロジックかつ、ちょっとしたサプライズ。

 

ヒトのマーケティング

ヒトのマーケティングについて連載を始めました。

アーティストのブランディングに携わってきた経験を知の形に変換し、
CGM時代、パーソナルブランディングが叫ばれている時代の1つの視座を
提供できればと思っています。

お時間のある方は是非ご一読ください。

http://www.bloom-cafe.com/archives/1204

TED(5):オリバー・サックス: 幻覚が解き明かす人間のマインド

TED(5):オリバー・サックス: 幻覚が解き明かす人間のマインドhttp://www.ted.com/talks/lang/jpn/oliver_sacks_what_hallucination_reveals_about_our_minds.html

Oliver Wolf Sacks, CBE (born 9 July 1933, London, England), is a British neurologist residing in New York City. He is a professor of neurology and psychiatry at Columbia University, where he also holds the position of Columbia Artist. He previously spent many years on the clinical faculty of Yeshiva University's Albert Einstein College of Medicine.



○すごく考えさせられる。頭痛持ちの僕もたまにあるので。。。


○彼のスピーチの要点は、視力の低下や失明などによって脳の視覚部分が活発になり、それが幻覚を引き起こすことがあるとのこと。


○ただし、この症状、精神病性における幻覚とちがい、音がない。ただ、見えているだけ。


○なるほど、と納得。目で見ているのではなく、脳で見ているということで、要は視覚部分に何か問題(疲れている)が生じているシグナルなのだということ。


○これは知っておくべき情報。

TED(4):ボノ「アフリカを救うためのボノの呼びかけ」

TED(4):ボノ「アフリカを救うためのボノの呼びかけ」
http://www.ted.com/index.php/talks/lang/jpn/bono_s_call_to_action_for_africa.html

Paul David Hewson (born 10 May 1960), most commonly known by his stage name Bono, is an Irish singer and musician, best known for being the main vocalist of the Dublin-based rock band U2. Bono was born and raised in Dublin, Ireland, and attended Mount Temple Comprehensive School where he met his future wife, Ali Hewson, and the future members of U2.Bono writes almost all U2 lyrics, often using political, social, and religious themes. During their early years, Bono's lyrics contributed to U2's rebellious and spiritual tone. As the band matured, his lyrics became inspired more by personal experiences shared with members of U2.


○Bonoはこのスピーチで何回“We can change the world”と言ったか解らない。


○それよりも、アフリカ問題について社会問題ではなく、緊急事態だということを2005年に発していた。


○地球の問題として、目を背けてはいけない緊急事態。

TED(3) : マット・リドリー 「アイディアがセックスするとき」

TED(3) : マット・リドリー 「アイディアがセックスするとき」

http://www.ted.com/talks/lang/jpn/matt_ridley_when_ideas_have_sex.html


Matthew White Ridley (born 7 February 1958, in Northumberland) is an English journalist, writer, and businessman.


○専門性を交換することで、人類はさまざまなものを組み合わせ、アイデアを成長させてきた。
ネアンデルタール人は交易をしなかったが、それ以降の人類の痕跡を辿ると、それは交易をしていたことがわかる。そこから専門と専門を交易し、何かを生み出す進化を遂げた。
○重要なのは、交換することによる「新たな可能性」である。

TED(2):デレク・シヴァーズ「目標は人に言わずにおこう」

TED(2):デレク・シヴァーズ「目標は人に言わずにおこう」



Derek Sivers is best known for being the founder and former president of CD Baby, an online CD store for independent musicians.

A professional musician (and circus clown) since 1987, Derek started CD Baby by accident in 1998 when he was selling his own CD on his website, and friends asked if he could sell theirs, too. CD Baby went on to become the largest seller of independent music on the web, with over $100M in sales for over 150,000 musician clients.

After he won the 2003 World Technology Award, Esquire Magazine's annual “Best and Brightest“ cover story said, “Derek Sivers is changing the way music is bought and sold... one of the last music-business folk heroes.”

In 2008, Derek sold CD Baby to focus on his new ventures to benefit musicians, including his new company MuckWork where teams of efficient assistants help musicians do their “uncreative dirty work”. His current projects and writings are all at sivers.org.


○人間の心理は面白いもので、目標を口にすると心で満足してしまうようだ。

○この心理状態をカート・レウィン(Kurt Lewin:1926)は「代償行為」と言い、ウェレ・マラー(Were Mahler:1933)は「他人に認められると心は現実のように感じる」と言っている。

○デレク・シヴァーズは結論として、「人に言いたい個人目標はできるだけしゃべらないで、抵抗しろ。社会的に認められる満足は結果を出してから獲られる満足まで取っておこう。言うことと実行することを取り違える心理を覚えておくように!」と言っている。そのとおりだ。

TED(1):シーナ・アイアンガー:選択術

TED(1):シーナ・アイアンガー:選択術
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/sheena_iyengar_on_the_art_of_choosing.html



Sheena Iyengar (born 1969) is the inaugural S.T. Lee Professor of Business in the Management Division at Columbia Business School and the Research Director at the Jerome A. Chazen Institute of International Business. She is known for her research on choice.


アメリカ人の選択に対する思い込みを、自分の経験とリサーチ結果で説明する、素晴らしいプレゼン。


<シーナ・アイアンガーがいう3つの思い込み>----------------------------------

1.Make your own choice(選択が自分に影響するならば、自分が選択すべきである)
⇒日本人の選択は、社会との調和を考える手段として、個人ではなく集団的である


2.More options ⇒ Better choice(選択肢が多ければ多いほど、最高の決断をする)
⇒東欧諸国の人は炭酸ブランドも炭酸飲料。選択が多いとストレスである
⇒選択肢が10以上になれば、人間の決断力は鈍る


3.Never say no to choice(選択肢を前に決して背を向けるな)
⇒身内の死を前にして、延命装置をはずす決断を誰がするのか
アメリカ人は身内、フランス人は医師
⇒その後の精神的ストレスは計り知れない

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○万人のニーズを満たすものなどない。選択もまた然り。

○多くの物語の翻訳物に関わることで、失うものよりも得るものが多い。

○あらゆる場所で選択を学び、楽しみ、ひとつの基準に縛られず、心を広げる責任が僕らにはある。