生産と消費、あるいはアウトプットとインプットについて
○生きる意味は、自分の「アウトプット」をどう社会に活かせるのか、
その格闘のなかで見出される発見や喜びと同義である。
○労働も趣味も「消費」の一形態だということ。
○日本人の生き方は「ゆりかごから墓場まで」、何と消費の鎖につながれていることか。
○消費とは、すなわちインプットである。
○本を読むことが好き、鑑賞することが好き、話を聞くことが好き。
インプットを沢山している人が評価される。そんな世の中をどうにか変えたい。
○受験勉強は、ひとつの消費教育の行き着く極みではないか?
○ブランド大学に所属することをゴールにする。そんな寂しい教育はいらない。
○自分自身が、そのブランドを超える存在になる。そんな教育が必要。
○何かを生み出し、世の中を感動させる人を沢山つくりたい。
○ライフワークを持って、一生懸命自分と格闘するなかで、まわりが評価してくれる、
そんな人たちがたくさんいる社会が気持ちの良い世界だと思う。
○インプット=勉強法だとすれば、あまり勉強法に加担したくない。
○アウトプット=勉強法ならば、教育的意味が見える。
○勉強会は、本来、アウトプット会でなければならない。
○本来、消費は生産のための消費であるべきである。
○しかし、いまの日本が悲しく見えるのは、消費を助長する消費が露骨であること。
消費のための生産であるということ。その悲しみがわかるか。
○生産とは、ある意味、美しさを追求することから始まるのかもしれない。
○美しさとは、すなわち思想や哲学である。
○グーグルやアップルが美しいのは、思想を感じるからであろう。
○美しい世界にいたい。いまの日本は美しくない。
○美しい世界にしよう。いまの自分は美しくない。
○自分を美しくすることを考えることからはじめて、それを生産にプラグインしてみよう。
○人生を生産にする教育のあり方を、根源的に考えたい。
○人生を消費する教育は、精神を疲弊しないか。
○会社に時間を消費され、趣味にお金を消費される日本人の何と多いことか。
○消費の谷を越えろ。
○生産の山に登れ。
○消費の苦しみは精神を壊し、生産の苦しみは精神を鍛える。
○消費は快楽をもたらし、生産は価値をもたらす。
○快楽におぼれる人生は、すなわち消費におちいること。
価値をもたらす人生は、すなわち生産にはげむこと。
○消費は生産の手段である。消費を目的とし、消費におぼれることなかれ。