自分のなかに革命を起こす
近頃、娘が漫画偉人伝をよく読んでいる。
彼女のお気に入りは『マリー・アントワネット』。
マリー・アントワネット―革命の犠牲になったフランス最後の王妃 (小学館版学習まんが人物館)
- 作者: 市川能里,石井美樹子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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ここにはフランス革命に翻弄される王妃の一生が描かれている。
最近、この「革命」という言葉がやけに気になる。
それは何よりも自分のなかに革命を起こさなければならない、
という暗黙の意識がぼくの体内で蠢いているからかもしれない。
- 作者: トロツキー,森田成也
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: 文庫
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革命とはすなわち、転換。他人から見れば、態度変容を意味する。
尊敬する阿部謹也先生は「わかるとは、かわること」といった。
- 作者: 阿部謹也
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/09/10
- メディア: 文庫
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それは言ってみれば、わかることによって、以前の自分が死ぬような
強烈な事件なのである。態度変容がもたらす、自己変革は、まさに
自己の革命が起きたといって良い。
だとすれば、何を目的に、どう自己変容すべきか、
もうちょっと自己と向き合う作業をしなければならないだろう。