アナログとデジタル

今日久しぶりに長女の生れたときの写真を見た。

あの頃の写真というのは、いわゆるアナログ写真で、
アナログ写真のいい所は実は存在感なのだ。
紙に焼いてある数々の写真がアルバムにしっかりと
収まっているから、僕の手に実在として「ある」の
である。

一方、デジカメはPCの中にあるから、存在している
といっても実感が薄い。そういえば・・・いつ撮ったな
という程度の記憶だから、沢山の写真はあるのだけれど、
思い出の刺さり度合いが違う。

長女の記憶と次女の記憶の違いは、こういう
アナログとデジタルの記憶の形式に問題があるのかも
しれない。

妻と話して愕然としたのは次女の赤ちゃんの記憶が
ほとんどないということなのだ。